紺色日記

@ohsakacの未推敲の考えごとなど

大学生っぽい日常日記

2024.6.16

こういう期間だけは早寝早起きを意識しようと思って1時頃にベッドに入ったけど脳が覚醒しているような感覚で、おそらく数時間眠れなかった。私はこのときだけ、眠れなくても横になるだけで何パーセントかは回復するという謎の説を信じるように努めがち。イヤホン音楽。

‎Twilight - 踊ってばかりの国の曲 - Apple Music

そんな夜を経てアラーム無しで目覚めたら6時台で、さすがに睡眠時間が短すぎて笑ってしまう。 (確実に作品に影響された悪夢:嬉しくない中高年男性と裸でベッドにいる夢を見た。夢の中の私はひたすらうげーってなっていた。)起床と共にiPadでYouTubeを開いて自動のlive映像ミックスリストを再生。同じく常に不眠気味の早起きな友人が悪夢を見たとツイートしていたので、労いリプライを飛ばした。

昨日何をしていたかの記憶があまりない。ずっと部屋で作業をしていたのは事実として認識している。でも、先生に「間に合うか分からないけど」と言われていた作業が0スタートで半分まで終わっていて、まあ頑張ったんだなと思う。

暑くて食欲が発生しにくい時期になってしまった。形式的にバナナを食べてそのまま昨日の続き作業を開始。

少し遠くに置いたiPadで永遠に音楽動画を流していると、度々音楽が止まって「再生を続けますか?」という表示が何回も出た。繰り返されるそれによって時間の経過を感じる。改稿箇所を探すべく二つのほぼ同じ文章を見比べ続ける目は、とっくに皿になっている。

少し前に友人と食べに行ったベトナム料理をigストーリーに載せる。別の友人から「坂さんにベトナム料理似合うよね〜」と謎角度のリアクションが届く。彼曰く:「ベトナム料理ってたくさんの香辛料と野菜の複雑な味してるし、後味にパクチーの苦味があることも多いじゃない。坂さんもそういう複雑さ、ストレートではなさがあるというか」。私に複雑さと苦味を感じちゃってるのが分かって、嬉しい。

11時頃に友人からの荷物が届いた。そういえばこの本貸してたね、というくらい久しい(お互いいつもそんな感じで、それが気楽で良い)。彼女はいつもたくさんの付箋をつけて本を返してくれる。物質としての本に執着を抱きにくい性格なので、こうやって他者によって見た目が賑やかになることでその物質=本に価値が大きくのせられるような気持ちになる。だから好きだ。

一緒に送ってくれたzine、落ち着いたら一気に読もうと思って敢えて今はパラパラとしか捲らない。表紙の裏と裏表紙の紙に手書きで諸々が書かれていて、ますます気持ちがぐわ〜ってなった。元々私のことが記述される箇所については事前に知らされていたけど、紙にのった状態でその箇所や、今日返ってきた本のことが記述されている箇所を読むと顔があつくなって、鏡を見たら顔が赤くなっていてびっくりした。ぎゅーん!

エネルギーとテンションを得て大学図書館へ向かった。今回はちゃんと着いた。

・正直個人的には全然関心を抱けない領域:鉄道と地図について調べた。そういうときに手で当たった本の中に目当ての記述を見つけるとすごく安心する。

・近代の女性画家について調べていて、美術史は未知だからこわがっていた部分だったけど、知れば知るほど興味深くなって。以前、事前知識のないまま見に行った女性と近代の展示を思い出す。点と点が繋がる。こういう瞬間のために私はいるんだ。美術館に行きたくなる。

7時前に作業を切り上げて帰路。全体的な構図が定まったのであとはタイムアタックするのみ!という段階になった。この段階に来たときが一番、一旦安心する瞬間である。

 

〜借りた本〜

・今田絵里香『新装版「少女」の社会史』←「6章:エスという親密な関係」綺麗にまとまっていて有難いand良い。研究に感謝。

・赤枝香奈子『近代日本における女同士の親密な関係性』←近代の女女、これ無しには語れないためどの文献読んでも永遠にここに辿り着く。私の夢の中では再販された。研究に感謝。

・吉良智子『戦争と女性画家 もうひとつの近代「美術」』←実在の女性画家個々人というよりは近代における女性芸術家の境遇/男性中心の芸術家コミュニティにおける疎外などが書かれている部分があり、とても興味深い。女性であることによる作風の閉じ込めなども。研究に感謝。

明日は朝〜ばいとした後、ウィメンズプラザ図書館に資料を見に行かねばならない。苦手な渋谷だ。明日も風を切るように、突っ走るしかない〜