紺色日記

@ohsakacの未推敲の考えごとなど

2月初旬〜中旬の日記


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2024.2.6

ここ数日間どうしてもバターチキンカレーが食べたくなっていて、痺れが切れたため自作してみることに。料理への情熱はなく、食欲という方面での情熱しか持っていないので〈バターチキンカレー 簡単〉で検索し上位に出てきたレシピでつくる。

最近ドラマ「つくたべ」や「きのう何食べた?」が期間限定で配信されているため、それを見たり、図書館から予約していた書籍『自分のために料理をつくる 自炊からはじまる「ケア」の話』の順番が回ってきたりして、自発的ではなく偶然が重なる形で“自分と料理”について考えることが増えた。

一枚の状態のもの(安い)を買うか、切られた状態のもの(高い)を買うかギリギリまで悩んで一枚の状態の方を購入した鶏もも肉を解体していたとき、手も汚れるし面倒だなという感情が湧き、残酷だと思った。食用として販売されている他の動物肉を捌いているのに、面倒か。と。ヴィーガニズムには賛同できても実践はできない自分に対して、正直責め立てるような感情を抱くことは少ない。ただ、残酷だと思った。現状では、残酷さを引き受ける。

生肉が焼かれた肉へと変化すると、先程抱いた“残酷”という印象は抱かなくなった。その心情の変化もまた残酷だと思う。

レシピを信じてバターやトマト缶、牛乳、ヨーグルトなどを用いて完成したバターチキンカレーは想像以上にとても美味しくできて、喜んで食べた。同じレシピでまた作ろう。

どちらも自分。


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2024.2.7

友人から借してもらった人文書を読んでいて、マイクロアグレッションの実態に関する記述を(うわ〜)と思いながら読んでふとページの隅を見たら「ウワー」という書き込みがあって笑った。一緒に読書をしている。

(このような区分をするのは不本意であるが)インテリではない自分が死ぬまで学び続ける道とは…というゴールの見つからない迷路みたいな巨大問題について考え始めてしまった。寝れない。

 

2024.2.10

寝る前、布団の中で映画『哀れなるものたち』のサントラを聴いている。冒頭のベラのテーマは、護られている存在という印象を抱く。親に見守られ、日がさす時間にあたたかい毛布に包められて安心して眠る赤子のような。

ゴッドのテーマになると胸がぎゅっと締めつけられて切なくなる。愛が、伝わってくる。本当に、すごい。

‎Poor Things (Original Motion Picture Soundtrack) - Jerskin Fendrixのアルバム - Apple Music

 

2024.2.14

いつの間にか寝ていた。目覚めると明るかった窓の外は真っ暗になっていて、電気のついていない私の部屋を外の明かりが照らした。18時。頭の上には読みかけの本。

最近よく悪夢を見る。悪夢じゃないときも、夢を見る。今も夢を見ていた。内容は悪かったような、普通で奇妙だったような、もう忘れた。夢を見ていたということは眠りが浅かったはずだが、ここ数日の寝起きのなかで一番スッキリした感じである。

休日の活動可能時間をだいぶ使ってしまったのがつらいが、眠れたということは良かった。

 

2024.2.15

風呂上がりに保湿用のクリームを塗る。手を背中のある箇所に伸ばすと、帯状疱疹の跡が一つ残っている。

昨年の春、わたしは帯状疱疹に罹患した。帯状疱疹は主に中高年が発症しやすい病気で、わたしのような若年で発症する人は珍しく、原因は過度なストレスや疲労などと考えられている。その跡に触れると、罹患したときに苦しんだピリッとした痛みが蘇るように感じる。もう完治しているので、痛むはずはないのだけど。その頃の自分を思い出す跡。

 

2024.2.17

自分のセクシュアリティについて考えた一日だった。バイセクシュアル(B)やパンセクシュアル(P)に関する情報を集めたいのだが、こういうときに普段一番に頼るツールである「書籍」には、BやPといったセクシュアリティを主として書かれたものが非常に少ないことを知った。ゲイやレズビアンを扱う書籍は私もあまり意識せずとも目にしたり、その中のいくつかを読んだこともあるが、BやPに関する書籍はそういえば目に入ったことはない。信頼できる情報(出典のあるものなど)の少なさからも、透明化されやすいセクシュアリティ、ということを痛感する。

もしかしたらBかPかも?という可能性に至ってから、度々過去の自分の女の子への性的惹かれの経験を追憶するようになった。

一番最初の記憶は、わたしが幼稚園で他の女の子にキスをしてしまい、ちょっとした騒ぎになってしまったこと。あまり記憶がないけど、その女の子のことをとにかく可愛いと思っていたことは覚えていて、愛情表現としてあまり深く考えずにキスをしたのだと思う。自分の親とその子(今となっては名前もわからない)には本当に申し訳なかったなと今は思うし、騒ぎになったのがややトラウマでもある。

はっきりとした性的惹かれとしての経験は、小〜中学校が一緒でとても仲が良かった女の子。いわゆる「中性的」な容貌で、いつもスカートではなくパンツを履き、すらっとした長身の子だった。

特に中学生になってからは、周囲から「二人って付き合ってるの?」と(冗談で?)言われるくらいにずっと一緒にいたし、特にその子からのスキンシップが多くて、自分も抵抗が無かったのでよくくっついていた。水泳の授業中の自由な時間にプールの端っこの方に行き、二人で水中に潜って抱き合ったりしてた。とても仲が良かった、というか今考えても距離が親密であったその子とはもう何年も会っていないし、今後も会うことはないだろう。

一応オープンに書ける範囲で書いてみたらなんか分かるかなって思ったけど特に結論は出ず、相変わらず迷迷(まよまよ)である。

一応セクシュアリティに関して日々積極的に読んだり調べたりすることが好きで(生きるためでもある)、それなりにちまちまと読書をしてきていたが、自分のことになると全くダメである。ドラマ「ハート・ストッパー」のバイセクシャルの男の子・ニックが “am i gay?” とパソコンで検索したみたいに、「バイセクシャル 診断」とか無責任なインターネットにすら「教えて/決めて」ほしくて調べたくなる。セクシュアリティは誰かに決められるものではないのに、この宙ぶらりんな状況への耐性がない。ほんと、ダメじゃ〜〜